楽天モバイルとIIJmio(みおふぉん)/LINEMO(ラインモ)等のSIMで通信費を大幅に節約する方法
前回、筆者が実際に行なっている、スマホの料金を極限まで減らし1000円以下で運用している方法をご紹介しましたが、今回は「通話が多い」人向けのお得なスマホ(携帯)運用術をご紹介したいと思います。
今回ご紹介する方法でスマホを運用すると毎月の通話料金を0円にすることが可能、毎月のスマホの料金を1000円以下にすることができます。
普段、LINEなどのチャットアプリでネット回線を使用し、音声通話をする方が非常に多いと思いますが、人によっては仕事の都合上などで電話番号での通話が殆ど、比率が多いという方も少なくないと思います。
通信費が会社から経費として落ちる人だけはないと思いますし、格安SIMに乗り換えたいけれど「どれもデータ通信に特化したプランばかりで、通話はオプション扱いで基本料金よりも高くなってしまう。。。」などと契約を見送っている方もいると思います。
そんな方への新たな選択肢となれば幸いです。
それではいってみましょう!
なるべく分かりやすく完結に説明したいのでまず最初に、通話量0円運用に必要な3つの条件、揃えるものを書きたいと思います。
・デュアルSIMに対応したスマホ端末
・楽天モバイルの契約(MNP・新規どちらでもOK)
・データ通信に特化した格安プランのある格安SIM会社との契約
基本的にこの3つが揃っていれば、あとはスマホの設定のみで月にかかる通話料金をゼロに、スマホの料金を1000円以下に抑えて運用するとことが可能となります。
では、これらの3つの条件がなぜ必要なのか、どのように使うのか説明していきたいと思います。
ディアルSIMに対応したスマホ端末が必須
通話料を0円にする方法は簡単に説明すると、違うSIM会社を2つ利用し、両者のメリットで補い合う運用方法になります。
其の為、SIM2枚もしくは、物理SIM一枚、eSIMの使用が可能な端末が必要となります。
最近のスマホですとデュアルSIM対応したものが多いですが、ご自身の端末が対応していない場合は購入が必要です。
【楽天Linkのメリットをフル活用】まず楽天モバイルへの契約が必須
そして、メイン回線の運用元を楽天モバイルへ移します。
新規(番号)契約でも問題ありませんが、今まで使用してきた電話番号を流用したい場合は、MNPで楽天モバイルに契約しましょう。
お気づきの方も多いとは思いますが、楽天モバイルで契約する電話番号は、楽天Linkという公式通話アプリを利用すると国内通話料が0円(050番号などは除く)になります。
この楽天LinkはWI-fiだけでも電話の発信、受信が可能なので、その点をうまく利用します。
楽天モバイルの圏外、電波が弱い問題対策
【ここが重要!!】
第4のキャリアとして誕生してスタート間もない楽天モバイル
以前より改善はしてきていますが、都市部以外の地方エリアだとまだ、圏外になるケースも・・・。
エリア外になると自動的にパートナー回線(AU回線)に切り替わる仕様となっていますが、自動的にAU回線に切り替わらず圏外になってしまったり、エリアなのに場所によっては圏外になってしまう。。。(筆者の使用感も含め)
ということもあり、楽天の回線のカバーエリアの問題で乗り換えを躊躇している方も多いでしょう。
※当然圏外になってしまうと、電話だけでなく、データ通信もできなくなります。
実際、仕事で電話をよく使う方は、一時的であっても場所によって電話が発信、受信ができなくなるのは致命的だと思う方も多いことでしょう。
そこでこの”弱み”を補強します。
簡単に言いますと「楽天モバイル通信品質がエリアによって不安定。だからデータ通信はしない」
と割り切り、
ここでデュアルSIM端末が発揮します。
通話はRakuten Linkのみ、データは別のSIMを使う
上記の通りRakuten Linkを介した国内電話番号の発信、受信(050などの番号への発着信は除く)はいくら使っても0円です。
また、楽天の電波が圏外になってしまっても、Wi-fiさえ繋がっていれば発着信が可能という特徴を持っています。
これを活かします。
尚、Wi-fiだけでなく、もう一つのSIMのデータ通信ができていれば問題ありません。
楽天モバイルではデータ通信は行いません。
それだけ聞くと「楽天モバイルを契約する必要ある?」と疑問に思うかもしれませんが
楽天モバイルは、月のデータ通信量が1GB以下えあれば料金はゼロです。
圏外対策でもう一つのSIMでデータ通信する目的だけではなく、1GB以内への消費を抑える目的も兼ねています。
外で動画を見たりしないのであればもう一つのSIMは1000円以内のプランがおすすめ
尚、筆者は外で動画やストリーミングサービスを利用しない人間なので、月のデータ通信は2GBもあれば十分。
同じような方であれば、筆者と同じ用にIIJmio(みおふぉん)がオススメです。
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【デュアルSIMで維持費月858円】楽天とIIJmio(みおふぉん)は最強の組み合わせ
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今は格安SIMの会社がたくさんありすぎてどれが良いか悩む方も多いですが、筆者がIIJmio(みおふぉん)を選んだ理由は
・料金の安さ
・他の格安SIMと比べて時間帯によって極端に遅くなるということがない
・速度切り替えとバースト転送に対応
※速度切り替えは高速通信(IIJmioではクーポンという名称)のオン/オフを自由に切り替える機能で、無駄なデータ消費量を自動で抑えてくれる機能です。
なにより通信の安定性を最重要視したかったので格安SIMの中でも一番評判のいいIIJmio(みおふぉん)を選択する運びとなりました。
スマホの設定方法(Andoroid12環境)
筆者がAndroidユーザーなのでここではAndroid12での設定方法をご紹介。
iOSでも基本的には一緒だと思います。
と設定から「通話とSMS」→通話とSMSをRakutenを優先に。
インターネット(モバイル通信)はもう一つのSIM。筆者の場合はドコモ回線であるIIJmio(みおふぉん)を選択。
設定はこれでけでOKです。
尚、IIJmio(みおふぉん)を使い続けて半年以上が経過していますが、外で圏外になることもなく、スピードも安定、楽天モバイルの弱みを補強、そして何よりおかげで月のスマホ代(通信費)がなんと858円(楽天は当然0円)のみというとんでもないコスパで個人的に大満足しています。
一昔前では考えられえない通信費です。
この楽天を電話番号のメイン回線をメインにしつつ料金を0円にしつつ、楽天回線の電波の弱みをもう一つの格安SIMで補強するこの方法は
楽天回線での通話を安定させたい方だけでなく、あまり通信費の出費を抑えて節約したい方にもオススメです。
尚、楽天以外のもう一つのSIMに関してですが、端末が対応していれば基本的に何でもよいでしょう。
各社、データ通信2、3GBで1000円以下のプランも増えてきましたが、外で動画を沢山観るような方であれば、もっと大容量のプランを選択するなどご自身の使い方に合ったプランを選ぶとよいでしょう。
以上が、楽天モバイルをの電波の弱さを補強しつつ、スマホの通話料金を0円で運用する方法でした。
参考にしていただけたら幸いです。